AWSにGNS3サーバを立ててみた
CCNPの勉強の為にNWの検証ツールとしてGNS3を使いたいから、その設定方法をメモがてらアゲ
GNS3の環境
①クライアントOSでローカルサーバとして動かす
②サーバOSでリモートサーバとして動かす
③クライアントOSのVM上でローカルサーバorリモートサーバとして動かす
④GNS3専用クラウド?でリモートサーバとして動かす(名前忘れた)
多分この中で一般的なのは③ですが、今回は②でいこうと思います。
※自宅PCをリモート起動できるようになったら、自宅PCのVM上でリモートサーバとして動かしてみようかな?スペック的に自宅PC強いし
けど借りてたラズパイを返却しちゃったから、自宅PCをリモート起動できんのや\(^o^)/
設定手順
GNS3サーバの構築
GNS3 | The software that empowers network professionals
Install on a remote server - GNS3
↑のサイトを参考にして貰えば、大体上手く行きます
今回私はUbuntu16.04を使用
オープンVPNのインストールはなしで、Cisco IOU / IOL のインストールを行なってます
Cisco IOU / IOL
Cisco IOU ( IOS on Unix ) / IOL ( IOS on Linux )とは、Unix/Linuxサーバ上で動作させる事ができるCisco IOSです
通常のGNS3だとルータのIOSしか動かせず、L2スイッチやL3スイッチの検証ができません
無理やりNM-16ESWモジュールが使えるIOSで検証できなくはないんですが、やはりコマンドの構文が若干違ったり、RSTP, MST, etherchannelの検証ができなかったりするので、CCNP以上の検証がしたいならCisco IOU / IOLはインストールしときましょう
Cisco IOSの入手
Google先生に聞いて下さい
Cisco IOU / IOL ライセンスキーの発行
Google先生に聞いて下さい
※ヒント
クライアント側GNS3の設定
↑のサイト参考にして貰えば、大体上手く行きます
GNS3のバージョンや形態によって若干設定方法に違いがあるので、その点を補足
今回使用しているGNS3のバージョンは2.0.3です
・サーバの指定
1.Edit→Preferences→Server→Main server
2.Enable local serverのチェックを外す
3.HostにGNS3サーバのIPを指定
※ローカルサーバとリモートサーバを兼用したい場合はこの限りではありません
・Cisco IOU / IOL – IOS のアップロード
1.Edit→Preferences→IOS on UNIX→IOU Devices→New
2.NAMEに適当な名前を入力
3.ラジオボタンでNew Imageを選択
4.TypeでアップロードするIOSのタイプを選択(L2orL3)
5.IOU imageにBrowse...からIOSを選択
・Cisco IOU / IOL – ライセンスキーのアップロード
1.メモ帳を起動
2.以下の形式で入力し、ファイル名:iourc.txtで保存
AAA
→GNS3サーバのホスト名
BBBBBBBBBBBB
→発行したライセンスキー
[license]
AAA = BBBBBBBBBBBB;
3.Edit→Preferences→IOS on UNIX
4.Browse...から2.で作成したテキストファイルを指定
結果
これでCCNP勝つるお(^ω^≡^ω^)
補足
バグメモ
・HSRP等のデフォゲ冗長化プロトコルでHelloパケットが正常に送出されない
→no ip igmp snoopingの設定を入れる
GNS3 | The software that empowers network professionals
・L3イーサチャネルが正常動作しない
→対策なし
GNS3 | The software that empowers network professionals
・ループしてないのにGARPがフラッティングし、CPU使用率が上昇する